「ありがとう」と「すみません」を混同してはいけない
このエントリを読んで、日頃思っていることを書きたくなったので書いてみる。
「ありがとう=感謝」「すみません=謝罪」である
俺は社会人になって4年目なんだけど、最近思うのが、「すみません=謝罪」かつ「すみません=感謝」の人が少なくないってこと。特にビジネスの場で気になっちゃうんだよなぁ。謝るときに「すみません」何かしてもらった時にも「すみません」と言う人。こういう場合「(お手数をお掛けして)すみません。ありがとうございます」だったら良いと思うんだよね。
英語で考えてみる
Thank you.
- 電車の中で気分が悪くなり,倒れそうになったところ,席を譲ってくれた親切な人が……
I'm sorry.
- ホームにいる電車に駆け込もうとして,おばあさんとひどくぶつかってしまい,おばあさんは倒れてしまった……
(Excuse me.)
- 電車から降りようとしてるんだけど,ドア付近が混雑していてなかなか出られない……
参考サイト:ページ移転のお知らせ
うん、わかりやすい!今はとりあえず3番目の「すみません」については考えないことにする。
「すみません」はとっても便利な日本語だけど・・・
状況に合わせて3通りにも対応できる「すみません」。
でもさ、別に気にしない人だったらいいけど、人によっては気になっちゃうと思うんだよなぁ。
やっぱり感謝する時には「ありがとう」がベストだと俺は思う。「すみません」じゃ軽すぎるんだよね。
ふと、調べてみたらこんな記事が↓
すみません
すみませんとは、相手へ謝罪・感謝・依頼の気持ちを込めて言う言葉。すいません。
http://gogen-allguide.com/su/sumimasen.htmlすみませんの語源・由来
すみませんは、動詞「済む」に打ち消しの助動詞「ぬ」がついた「すまぬ」の丁寧語「すみませぬ」が元の形で、打ち消し「ぬ」を「ない」に替えた形が「すまない」である。
「済む」は「澄む」と同源で、澄むの「濁りや混じりけがなくなる」といった意味から、済むは「仕事が済む」など「終了する」の意味で用いられ、「気持ちがおさまる」「気持ちがはれる」といった意味も表す。「それでは私の気が済みません(すみません)」といった用法は、「気持ちがおさまる」の打ち消しで、「気持ちがおさまりません」「気持ちがはれません」となる。
相手への謝罪に用いる「すみません」も、相手に失礼なことをしてまい、このままでは自分の心が澄みきらないことを表す。
感謝の意を表す「すみません」は、「何のお返しも出来ずすみません」といった意味からか、「心が澄みきらない」といった意味から離れ、単に謝罪を表すようになってからの表現である。
「すみませんが○○してください」「ちょっとすみません」など、依頼や呼びかけの際に用いる「すみません」は、軽い謝罪の意味からと考えられる。「すいません」は「すみません」が変化した形で、関西の「すんません」「すんまへん」なども同じである。
うーむ、謝罪かつ感謝でも語源・由来的には間違っていないのかぁ。なんだかなぁ。