情報アーキテクチャの円
※図を修正しました(2011/12/29)
- 作者: 坂本貴史,宮崎綾子,長谷川恭久
- 出版社/メーカー: ワークスコーポレーション
- 発売日: 2011/03/29
- メディア: 単行本
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ユーザーエクスペリエンスに必須の三要素
IAシンキング(P21)に掲載されている「ユーザーエクスペリエンスに必須の三要素は、上記の
- ユーザー(誰に)
- コンテンツ(何を)
- コンテキスト(どのように)
の3つ。
それに2つ足して「情報アーキテクチャ」にとって必須なものにしてみた。
情報アーキテクチャの円
- ビジネス(目的)
- テクノロジー(手段)
の2つ。
「ビジネス」は、その発信者が目的としているもの。それは「ユーザー」「コンテキスト」「コンテンツ」すべてに関わってくる。例えばそれが「儲かる」ことが目的ではなかったり、「個人」が趣味として発信しているものであったとしても、【目的】となるものは必ずあるはず。だから「ビジネス」という言葉が適切ではないかもしれないけれど、ひとまずわかりやすいので「ビジネス」という言葉にしておく。
「テクノロジー」は、手段。それを発信するものが、Webかもしれないし、テレビ、雑誌かもしれない。メディアが何にせよ、それを実現するためには「テクノロジー(技術)」が必要となる。その「テクノロジー」がすべてのベースにあるという考え。
Webサイトに限らず、何かを作るというときには、この「情報アーキテクチャの円」を頭において考えると良さそう。