飲食店経営者もしくは店長が気をつけるべき5つの項目
(c) まるめだか|写真素材 PIXTA
前職で外食関係者と仕事をすることが多かったので、いつのまにか外食産業に興味を持ってしまっていて、どうも普段から厳しい目で見てしまう。
本当は最近行ったカフェが酷すぎてdisりたかったんだけど、まぁ当の本人達はネットなんて見なさそうだし、でもこれってすべての飲食店に通じる話だよなぁ、と思ったのでまとめておく。
基本、その店を例にあげて、それのダメなとこを指摘していくよ。
ちなみにその店の情報はコチラ↓
業態 | カフェレストラン |
立地 | 郊外にあり、さらに駅から遠い |
席数 | 20席ぐらい |
店員 | お母さんとその娘(アラフォー?) |
ブログの評価 | エリアがエリアだけに記事は少ないが、どれも好評 |
(詳細は非公開にしておく)
1.インテリアを統一する
「その店」は、外観は白を基調としていて可愛い感じなのに、店内に入ってみると、そこはバリ。
まぁそこはそういうギャップもありかと思うんだけど、よくよくインテリアを見てみると、窓際にステンドグラスが置いてあったり、壁の一部がまるで茶室かと思うような和風になってたり、なんていうか違和感だらけ。
しかも窓際に沿って4人用の机が並んでるんだけど、どれも大きさがあってない!!
インテリアに違和感があると居心地がものすごく悪くなるので、インテリアは統一するべき。
2.お客をスムーズに席に案内する
その時は、たまたま前の客が会計をしているとこで、店員の一人が対応中、もう一人は調理中だったからしょうがないんだけど、「少々お待ちください」と言われて待っていたら、結局5分くらい待たされた。
その店員の動き↓
- 「少々お待ちください」
- 客よりお金を受け取る
- お釣りを渡す
- ちょっとおしゃべり
- 客を見送る
- 「少々お待ちください」
- 帰った客がいた机をちんたら片付け始める
- 机をちんたら拭く
- 「こちらへどうぞー」
奥の机が空いてますけど!!!!
その席は6人席だったので、あとから5人組以上の客が来たときに困る、という理由で4人席に座らされたんだろうけど(ちなみに自分たちは3人組)、そんなに待たすなら奥の空いてる席に通して欲しかった。
しかも、そんなに客が大勢くる立地ではないのになぁ。
あと1分待たされたら帰ってたな。
スムーズに席に案内する、これ大事。
3.お冷、おしぼりを早めに出す
席に着くと同時にメニューと一緒に出す感じがベスト。
「その店」の流れはこう↓
- メニューを出す
- 数分して注文
- 10分くらいして料理が運ばれてくる
- 1分後お冷が出てくる
- さらに1分後おしぼり登場
なんかいろいろ順番おかしい!!
しかも連れが頼んだのが「パンランチ」だったのにおしぼりが無いから食べられなかったという罠。
お冷、おしぼりは早めがいい。
4.マニキュアはやめよう
店員が両手に黒いマニキュア。最悪。
そんな手をして「手作りパン」をメニューに入れないで欲しい。
5.誇大広告はやめたほうがいい
手書きで「ボリュームがあります」と書いてあったので、お腹が空いてたのでコレがいいなぁと思って頼んだのに、割と少食な俺ですら足りないくらいのボリュームだった。
誰基準なの!?
無駄な手書きなら書かないほうが良い。
ちなみに「パンランチ」も、小ぶりなパンが1つに、4種類の惣菜がのったプレートとスープのみだった。
パンメインじゃねぇ!!それにもガッカリ。
しかも大しておいしくないし。。。
まとめ
店をやるなら自己満足ではなくて、お客の気持ちになって考えたほうが良い。
たとえそれが趣味でやってる店だとしても、お金をもらうんだからそれなりのホスピタリティというか、もてなす心を持つべき。
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